
この記事にたどりついた方は
- 実績がない初心者Webライター
- 応募時にポートフォリオを訊かれて困っている
- このままじゃ案件も獲得できず、実績も作れない
という状態ではないでしょうか?
分かります。私もそうでした。
ですが、安心してください。もう、大丈夫です。
この記事を読めば「実績なし→受注できない→実績なし→・・・」の無限ループにピリオドを打つことができます。
それではいきなり結論からどうぞ!
【結論】実績なしのWebライターが実績を作る方法
いきなり結論です。
実績なしの初心者Webライターが実績を作る方法は
「応募・営業時にサンプル記事を提出する」
以上です。
これだけで理解できた方はさっそく動いてみてください。
それでもダメなんだけど…
とか
えっ、どういうこと?
という方は引き続きご覧ください。
他の初心者Webライターと差をつける方法を余すことなくご紹介いたします!
なぜ実績が必要なのか
さて、改めて考えてみましょう。
なぜ実績やポートフォリオを求められるのか?
新入生に対する先輩からの嫌がらせ?
違いますよね。
「納品物の信頼性をチェックするため」
ですよね。
執筆を依頼する側からしたら「この人に頼んで大丈夫かな?」「どんな記事を書く人なんだろう?」と不安に思うはずです。
私も𝕏で営業しまくっていた時、何とか話を聞いてもらえるようになっても「ポートフォリオありません」と云うやいなやパタッと連絡が途絶えたことがありました。
あからさまに掌を返されたりと苦い思いをしたこともありました。
でも、そんなことでへこたれている場合ではありません。
考えるべきことは、
「信頼性は実績やポートフォリオがないとアピールできないのか?」
ということです。
初心者Webライターが信頼性を作る方法
ということで、「実績なしのWebライターが実績を作る方法」と謳いましたが「実績→信頼性」と読み換えていただいても構いません。
そのうえで信頼性をアピールしつつ実績に繋がる方法を3つ紹介します。
- 応募・営業時にサンプル記事を提出する
- 選り好みせず応募する
- ブログを書く
以下に詳しく説明いたします。
応募・営業時にサンプル記事を提出する
まず1つ目は冒頭にも掲げた「応募・営業時にサンプル記事を提出する」です。
これはライター募集時に「ジャンル」や記事の「タイトル例」が書かれている案件が対象となります。
例えば
- ジャンル 転職
- タイトル例 転職に失敗しない5つのコツ
という感じです。
その場合、単純に「転職経験があるため応募しました!」みたいにヨダレを垂らして応募しても案件は獲得できません。
もちろん動機も大切ですが、「私ならこう書きます」とサンプル記事を500~1000文字程度で提出するのです。
タイトルが明記されていればそのまま拝借し、ジャンルだけでは想像がつかない場合は、クライアントに例えばどのような記事でしょうか?と連絡を取ればOKです。
さらに差別化を図るために
サンプル記事を提出するだけでも他の初心者ライターたちと差をつけることができますが、さらに差別化を図るために以下のような内容を記載した設計書をつけることをオススメします。
・対策キーワード
・読者ターゲット
・困りごとリスト
・CV先(コンバージョン先、何を売りたいか)
・CVまでの導線
・記事構成
・文中のキーワード割合
何も考えずに書いているのではなく、戦略的に記事を書けるライターだということをアピールするためです。
(もちろん自分自身が「戦略的に書けるようになる」という練習も兼ねています)
選り好みせず応募する
実績がないうちは、とにかく数を打つしかないので、多少募集条件と合致しなくても応募してみましょう。
最初は「未経験可」「初心者OK」のような募集に飛びついてしまいがちですが、見境なく応募することがポイントです。
私は40代のおじさんでしたが、「子育てママ対象」という案件に応募して仕事を獲得したこともあります。
さらに差別化を図るために
初心者のうちはとにかく数を打つことと「スピード」が大事です。
応募者多数で早期に募集が締め切られるリスクを回避するというのもありますが、クラウドソーシングサイトでは応募期日よりも前に仕事を発注してくれたりします。
そして何より1番って印象に残りやすいんですよね。
なので
- 𝕏では1時間に1回はライティング案件を検索する
- クラウドソーシングサイトでは検索条件に合致する募集が登録されたら通知されるように設定する
というのをオススメします!
ブログを書く
これは半分逃げのようになってしまうのであまりオススメはしませんが、ブログに渾身の記事(※)を書いてポートフォリオするという手段です。
※渾身ではないと逆効果になるため要注意!!
※最低5記事(お悩み解決やレビュー、解説など複数パターンの記事)
「○○というキーワードでこのような記事が書けます」というアピールにはなります。
その際、単純にブログのURLを送るのではなく、サンプル記事の項目でも説明したような設計書も一緒につけると良いでしょう。
「無目的にブログを書いているんじゃないんだな」というアピールにもなりますし、なかなかそこまでする人はいないのでライバルとの差別化にもなります。
さらに差別化を図るために
できれば無料のブログではなく、WordPressを立ち上げてブログ記事を書いてみてください。
ライティングの案件にはWordPressでの納品が多いため、スキルとして「WordPressでの納品可能」が謳えるというメリットがあります。
何よりWordPressを立ち上げてまでライターになろうという熱意が伝わるので。
実績の代わりにプロフィール
しかし、信頼性の構築って実績やポートフォリオじゃなきゃできないんでしたっけ?
違いますよね。
「実績がないなら信頼性を作ればいい」
ということで、プロフィールでも信頼性を高めておきましょう。
以下を参考にクラウドソーシングサイトのプロフィールや自身のブログ(ポートフォリオ記事)に貼り付けておいてください。
経歴・スキル
【経歴】
・ブログ歴 ○年(←執筆歴があれば)
・営業職 ○年(←得意ジャンルに活かせる分野であるほど◎)
・最終学歴 (←最終手段!)
何もなければ最終学歴でもOKです。
【スキル・ツール】
・SEOライティング(←とりあえずググって勉強してください)
・構成、執筆、入稿(←何もなくても書けるスキルです)
・画像選定・編集可(o-danとCanvaさえ知ってればOK!)
・Googleドキュメント(←Word、Excelが使えるなら大丈夫)
・WordPress(←扱えるのが理想です)
・Zoom、Chartwork可(←スキル不要。チャットやWeb会議ができるとポイント高いです)
上記から書けそうなのは追加しておいてください。
納品可能な記事数/週
【稼働時間及び対応件数】
3000文字前後の記事を週3-5本、納品可能です(←急いでいるクライアントには特に有効です)
・平日 20-23時
・土日 終日(応相談)
1週間で何文字くらい書けるのか、計測しておくと良いでしょう。
何を書いたら分からないという場合は「Webライティング」をテーマにブログを書くことをオススメします。
得意ジャンル
【得意ジャンル】
・IT、転職(←本業に関係のあるジャンルを書く)
・ダイエット、美容(←趣味に関係のあるジャンルを書く)
経験者の声がそのまま書けるという利点もありますし、0から調べる必要がないので記事の執筆スピードも速くなります。
また苦手なジャンルよりも書くモチベーションが圧倒的に違いますよね。
そういうWin-Winを作る意味でも「得意ジャンル」は書いておいて損はありません。
顔写真
これは可能であればですが、顔出しをすると本気度が伝わります。
怪しいアニメのアイコンより実写のほうがちゃんと仕事してくれそうですよね?
一瞬でも「怪しい…」「え、本当?」と思われたらアウトなので。
信頼性というのはそういうことの積み重ねです。
但し副業禁止の会社などでは身バレするリスクを伴うので、あくまで”可能であれば”自己責任でお願いします。
私の成功例
ここでは実際に私が実績なしのときに応募し、案件を獲得した際に送付したサンプル記事と提案文を例として掲載します。
ぜひ参考にしてみてください。
募集要項
私が実績なしのときに応募したのは以下のような募集でした。
サンプル記事
実績なしで案件獲得した際に送付したのが、下記のような記事(一部)です。
注意点
ただでさえ「実績なし」のハンデを負っているので、信頼を損なわない注意も必要です。
禁句を使わない
「初心者です」「頑張ります」は信頼を損ねるので使わないようにしましょう。
相手はあなたの先生ではありません。クライアント(=お客様)です。
よって、あなたの記事(=商品)が気合いだけで作られた粗悪品だとしたら何の魅力も感じないのです。
初心者のうちはあえて初心者であることを伏せて活動することをオススメします。
副業に甘えない
クライアント目線に立つと分かりますが、ライティングを本業でやっていようが副業でやっていようが関係ありません。
実力だけがモノを云う世界です。
「副業だから…」という甘えがあるといつまで経っても仕事は受注できません。
プロと同じ土俵に立っていることを忘れずに案件獲得に臨みましょう。
ブログに逃げない
ポートフォリオのためにブログを書く!のは良いですが、あくまでクライアントへのアピールが目的であることを忘れないようにしてください。
好きなことを書き続けた結果、求められない記事を量産しかねません(過去の私がそうでした…)
ちなみにCVをアピールするためのアフィリエイト導入は構いませんが、広告ばかりになるアドセンスの導入はしないほうが賢明です。
まとめ
結論、実績もポートフォリオもないWebライターが実績を作る方法は以下の3つです。
✓自発的にサンプル記事を書く
→設計書を追加すると尚のこと◎
✓応募・営業しまくる
→選り好みをせずに突撃する◎
✓ブログを書く
→WordPressだと尚のこと◎
めちゃくちゃシンプルにまとめると
「初心者なりにもできることを愚直にこなしまくり、NGと思われることは徹底的に避ける」
ということになります。
特に初心者のうちは”質”は出せないので圧倒的な”量”と”スピード”で仕事を勝ち獲りに行きましょう。
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