ライティング

WebライターはAIを使っても良い?注意点は?

この記事にたどり着いたかたは…

・WebライティングにAIって使っていいの?
・使うと効率が上がるんだよね?
・何かデメリットはある?

と疑問をお持ちだと思います。

そこで、本記事で結論を出してしまいたいと思います!

結論:使い方による

「WebライティングにAIを使うべきか」の問いに対する回答は

「使い方による」

です。

が、それで終わったら元も子もないので、

  • どこで使うべきか
  • どこで使わない方がいいか

を明確に線引きしたいと思います。

ライティングにAIを使うデメリット

まず、ライティングにAIを使うデメリットを洗い出し、「AIをどこで使ってはいけないか」の線引きをしておきたいと思います。

で、これも早速結論を言ってしまいますが、

「AIで生成された文章のコピペを禁ずる」

です。

例えば、AIに

  • ブログ記事のタイトル考えて
  • AIライティングとは何か説明して
  • ライティングにAIを使うデメリットは?
  • この記事のディスクリプションを150文字程度で要約して

とかお願いすると、ちゃんと文章を生成してくれます。

しかし、その一切をコピペしてはならないのです。

(そもそも上記をAIに指示する時点でアウトだとは思いますが…)なぜ、コピペしてはならないか、理由を

  • クライアント
  • 読者
  • 自分自身

3者の視点から説明します。

(1)クライアント

生成AIが書いた文章をコピペしてはいけない最大の理由は

「仕事がなくなるから」

です。

「AIのせいでWebライターの仕事がなくなる」とかいう薄っぺらい話をしているわけではありません。

“アナタ”の仕事がなくなるんです!あ・な・た・の!

みんなもうAIに使い慣れていますよ?

それなのにWebライターを名乗るあなたもAIで文章を生成するんですか?

そんなことしたら、プロには見抜かれますよ?

文章の生成スピードはAIに軍配が上がりますが、”AIの文面”になっていることはバレちゃうんです。

納品に間に合ったとしても、次からの仕事は来ないでしょう。

これは文章に限らず、画像や音楽もそうです。

AIが一般化したおかげで誰でもAI画像が描けるようになったけど、「これはAI画像だな」というのも見抜けるようになりました。

文章は見抜きにくそうですが、一言一句を精査するクライアントには分かります。ナメないでください(笑)

最近では「AIの使用OK」という案件もあります。

でもね、、、

※(2)に続きます

(2)読者

たまにChatGPTの文面をそのまま貼り付けてあるブログやnoteとか見かけますが…

普通に”失礼”じゃありませんか?

「読者のことナメてんのか?」って思います。

(クライアント自身が納品後にゼロベースで書き換えるなら別ですが)誰のために文章書いてるんでしたっけ?

自分のため?クライアントのため?

No、No、読者のためですよ。

読者が読んでくれることで、クライアントが悦び、あなたというWebライターに謝礼をくれるんです。

よって、クライアントの先にいる読者の気持ちを考えるならAIで短絡的に仕上げるべきではないと考えます。

(3)自分自身

そもそもAIはニガテを補完したり、効率化してくれるためのツールです。

完成品を生成するためのものではなりません。

そんなものに頼って作品を納品していたら、ライターとしての成長は見込めないし、それこそ他のAIエンジニアに仕事を奪われますよ?

文章が書くのがニガテなら…ライターではなく、他の副業を探したほうが効率的です。

身の振り方をAIに相談してみたほうが良いかもしれません(やばい、口が悪くなってきた)

AIの使い所

すみません、つい熱くなってしまいました。

気をとり直して。ここからは「じゃあAIの使いどころはどこなの?」という疑問についてお答えします。

さっそくですが、正解は

「読者の目に触れる部分以外で活用する」

だと思っています。

たとえば

  • アイディア出し
  • 伝え方のテンプレート
  • 誤字脱字の校正(但し、文章生成はしない)

というように裏方をサポートするような場面です。

実例を交えながら、補足をしていきましょう。

アイディア出し

私がよく使うのは、アイディア出しの場面です。

たとえば、「WebライティングでのAI活用術●選」という記事を書くときに●は奇数のほうが収まりがいい、だけど4つまでしか思い浮かばない…

そんなときにAIに相談します。

・「WebライティングでのAI活用術・5選」という記事を書きたい
・「アイディア出し」「記事構成テンプレート」「校正」「キーワード選定」の4つしか思いつかないので、あと1個候補がほしい
・候補をいくつかリストアップして
・但し、候補から「文章生成」「タイトル生成」「ディスクリプション生成」は除く

いくつか候補を挙げもらい、しっくり来るまで「他には?」って追い込みましょう。

パワハラしても決してへこたれないのがAIの強みです。

伝え方のテンプレート

記事のターゲット層とCV(行動促進)を考えるときに

  • AIライティングを知らないライター
  • まだAIを使ったことがないライター
  • AIツールの購入を迷っているライター

と、どのようなライターに向けて何を促すかで文章の型は変わります。

文章のテンプレートには

  • PREP
  • PASONA
  • CREMA
  • BEAF
  • AIDCAS

等、ぜんぶいちいち覚えてられませんし、どれを選んだら良いか瞬時に判断できません。

そんなときに

・ターゲット 〇〇という悩みを持っているWebライター
・CV先 ●●が選んでもらえるように促したい
・どんな文章の型(フレームワーク)を使って記事を構成すれば良い?
・またそのフレームワークが適している理由は?

とAIにきいてみるのです。

たくさんの知識から適切なアイデアを提示してくれるのもAIの特技なので、きっと良い結論にたどり着けます。

校正・指導

誤字・脱字がないかのチェックをAIにお願いするのも良いでしょう。

瞬時に大量のインプットができるのもAIの得意技なので。

但し、校正のみをお願いし、再出力はしないように釘をさしておきましょう。

・次の#本文#に誤字や脱字があったら教えて
・該当の単語の位置と修正後の単語のみを指摘すること
・文章全体の再生成は不要
#本文#
(以降、チェック対象の文章をコピペ)

誤字脱字は記事のクオリティにも関わります

読者やクライアント、そしてGoogleからの評価を損ねないように校正はしておきましょう。

【結論】WebライターはどこでAIを利用すべきか

ということで、結論です。

裏方として使っても良いが、文章生成には一切使わない

もう、コレだけ。

超シンプルです。

このルールに従って、AIとうまく共生を図れば良いと思います!

***

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